今ちゃんの「実は・・・」で紹介!夏の風物詩・納涼床を堪能!京都鴨川「孫橋湯」

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今ちゃんの「実は・・・」で紹介!夏の風物詩・納涼床を堪能!京都鴨川「孫橋湯」

更新日: 2017-09-04 10:37:13銭湯特集
今ちゃんの「実は・・・」で紹介!夏の風物詩・納涼床を堪能!京都鴨川「孫橋湯」

2017年8月2日(水)「今田知らない京都・銭湯中心の京都鴨川の夜は実は…」で紹介された銭湯は、老若男女・地元市民や観光客など多くの人々に愛される銭湯「孫橋湯(まごはしゆ)」。創業70年の歴史を持つ京都三条の老舗銭湯です。昭和レトロな雰囲気と、コンパクトな見た目ながらも薬草風呂、ジェットバス、サウナ、水風呂など豊富な種類のお風呂を備えており、地元市民や学生さん、観光客などたくさんの方々から愛されている常連さんも多い銭湯。自慢はそのお湯の質で、地下50メートルから汲み上げている天然水を使用しているため、肌当たりが良い点もオススメポイントです。また、孫橋湯はシャンプーやボディーソープなどが常備されているところも特徴的。タオルのみを持参し手軽に銭湯に入れるところも地元市民や観光客に重宝されている理由のひとつです。京阪各線三条駅から徒歩3分と、駅からスグの好立地でアクセスの良さも魅力的です。鴨川周辺へお越しの際や、観光名所巡り、鴨川納涼床での食事などを楽しまれたあとにも立ち寄りやすい銭湯です。

京都鴨川(かもがわ)は、北区雲ケ畑を起点とし京都市内を南北に走る全長約33kmの一級河川で、四季折々の風光明媚な表情をのぞかせ、京文化と古より密接に関わり合ってきた存在です。京都市内の観光名所の多くとも隣接しており、都市にありながらも透徹な姿を保持していることも特徴のひとつ。その自然の清澄なことには、ユリカモメが琵琶湖で越冬しつつ鴨川まで通うほど。このように、鴨川を眺めていると様々な動物が自然と戯れる様を垣間見ることができます。
鴨川は京都市民にとっても観光客にとっても身近な存在であり、休憩やデートスポットとしても全国的に有名で、川岸には点々と鴨川を眺めながら小休憩をとる人々を見つけることが出来ます。それを象徴する鴨川ならではの現象が話題となっており、「鴨川等間隔の法則」と呼称されています。これは鴨川川岸において、カップルやグループなどが座るとき、どれだけ人が増えても隣同士の間隔が自然に等間隔になるという法則を指し、遠目で見ると図ったかのように隣同士が同じ距離感を保ちながら休憩をとる姿が確認出来ます。無意識下でのパーソナルエリアの意識共有なのか、鴨川河川敷においてそれが自然にも不自然にも統一されている光景は、なかなかおもしろいという印象を受けると思います。鴨川の雄大な自然と街との調和はもちろん、今日まで育まれてきた京文化との密接な関係に加えて気が向いたらチェックしてみてほしいポイントです。
さて、鴨川と言えば京の夏の風物詩としても名高い、夏の「納涼床(のうりょうゆか)」が有名です。京都市の木屋町二条から五条までの間の川を活用し、川の上に張り出した料理屋の床で食事などを楽しむ文化のことを主に呼びます。実施される時期としては春~夏(5月~9月 ※昼床は5月と9月のみ)と、期間限定の京都の夏の風物詩として地元住民だけではなく観光客を魅了している文化です。鴨川エリアでは「かわゆか」、貴船の高雄エリアでは「かわどこ」と呼称されており、別名「納涼床(のうりょうゆか・のうりょうどこ)とも呼ばれています。
今や京都の夏の文化として定着している納涼床ですが、その歴史は江戸時代にまでさかのぼると言います。戦乱後の京都では、鴨川の河原では見世物や商売などが栄え、そこに設けられた見物席や茶屋が納涼床の起源だと言われています。その後、時代背景とともに納涼床を禁じられたり制限されたりと諸々の経緯を経て、現在の高床形式の納涼床が定着。2007年には「鴨川納涼床」が地域ブランドとして認められ商標登録されており、京都の歴史とも深いつながりのある興味深い固有の文化になりつつあります。納涼床を出している料理屋は現在ではその数100軒を超え、川のせせらぎや風を感じながら京都らしい風景を眼下に一望出来る、風流で情緒ある夏の風物詩となっています。

上述した鴨川での納涼床を体験出来る料理屋やカフェには実に幅広いジャンルが存在し、スタイルも多岐に渡ります。京の夏グルメ代表の鱧(はも)料理をはじめ、京懐石、和食などの定番から、タイ料理、フレンチ、イタリアン、中華料理などの異国料理と京の文化を融合させたスタイルも楽しむことができます。有名店では、鶏水炊きを看板メニューに据えた鶏料理屋・新三浦は女優森光子さんの生家としてその名が広く知られており、使用されていた部屋は今でもそのまま残っているそうです。また、坂本龍馬が通った水炊き・鳥彌三(とりやさ)は登録有形文化財に指定されており、提供される絶品料理も然ることながら、悠久の時を越えて当時の歴史を我々に語らってくるようにも感じられます。食後のデザートにはカフェ、ディナー後の大人の時間には川床バーもオススメ。「京都の納涼床は少し足を踏み入れづらい」と感じられている方は、高級料亭やコース料理のみの店だけでなく気軽に入れるカフェも多くありますので、京都の夏を満喫する意味でも是非一度体験してみて下さいね。
今回番組中でも、インパクトのある納涼床の料理屋をいくつか挙げていましたので、下記でご紹介しておきます。

京料理 あと村】食べログ ★3.66
趣ある入口からは想像出来ないほどの広さを誇る創業37年の鱧料理がいただける店。太夫さん(芸姑の最高位)がお相手をしてくれ(8月末まで)、京都らしい文化も楽しめます。賀茂茄子に雲丹をふんだんにのせた雲丹茄子は、あと村の名物。磯の濃い香りが口いっぱいに広がります。鱧しゃぶは上品な脂たっぷりの韓国産鱧を使用し、薄めに仕上げた鱧にかつおベース出汁をしっかりと染み込ませた一品。舞茸・水菜と共にいただくと、素材の出汁をしっかり吸い込んだ鱧は芳醇な香りを蓄え、食感はぷりぷりという贅沢感も味わえます。他にも、鱧焼霜・鱧おとし・トロのお造りや、鮎の塩焼き、グリーンアスパラとイカの葛引き、とうもろこしのかき揚げなど、京都の風情を感じながら上質な料理をとことん味わうことが出来ます。

四季彩 しをり】食べログ ★該当なし
大阪の一流ホテルで修行した店主が至極の肉料理を提供する川床の肉料理店。使用する肉は、京都丹波和牛で、西京味噌をブレンドした絶品ソースでいただく特選牛タン和風デミグラス煮込みや、コラーゲンテールスープしゃぶしゃぶ、自家製和牛ハム雲丹殻盛り黒トリュフ、テールステーキガーリックソルトなど、素材の旨味を最大限に発揮する店主の腕は圧巻。中でも店の名物料理は、見た目にもインパクト大な栞屋バーグ。すがきを練り込んだタネに山芋、京都丹波和牛テールスープを固めたジュレをあわせ、さらに半熟卵を入れて蒸し焼きにした、工程にもこだわりが散りばめられた一品。西京味噌ブレンドの甘み引き立つデミグラスソースをかけ完成。味はもちろん、食感も見た目も楽しめる一品です。

酒処てらやま】食べログ ★3.06
狭い路地の中にある隠れ家的小料理屋。予約がとれない食堂おがわで修行した旦那さんと、洋食出身の料理人夫婦が営む昨年12月にオープンしたばかりの店。イサキに甘辛いタレをからめ備長炭で焼き、飲むことも出来るほどのこだわりのお酢をかけた爽やかな一品、焼きイサキとセロリの酢の物は日本酒との相性抜群。お店の人気メニューは、和牛炭焼サンドウィッチ。じんわりととろける脂が特徴的なブランド牛・京の肉を備長炭で焼き、同じく炭火で焼き上げた外カリ中ふわのパンに挟んでいただきます。タマネギの甘み引き立つ自家製ソース×刺激の効いたマスタードを食パンに片側ずつ塗ることで、ぐっと引き締まった旨味を引き出します。他にも、深みのある出汁で煮込んだおでん盛り合わせや、絶妙なスパイス加減がクセになる酒処カレー、ネギとワケギの酢みそ和え(てっぱい)など、素材の良さを存分に引き出した特別な料理のラインナップがズラリ。隠れた名店です。

※★は2017年8月4日時点の評価です。

夏の風物詩が鴨川納涼床であるならば、冬の風物詩は鴨川の友禅流しでした。かつては鴨川における京の文化のひとつであった「友禅流し(ゆうぜんながし)」は、水質悪化などの懸念から現在では中止され鴨川においてその様子を目にすることは難しくなっているようです。

今や京都の夏の文化として定番になった鴨川納涼床。その京都らしい趣と風情を携えた涼を感じるお食事処は、目の前に広がる鴨川とそこにある自然・風を感じながら、また、夜には星空の下で風流な空気を感じながら食事を満喫することが出来る特別なものです。江戸時代から京都の歴史と深いかかわりのある納涼床文化のその姿は、京都の街にじんわりと溶け込みながらも京都ならではの個性も同時に磨き上げられた存在として、今日も人々を楽しませています。

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筆者: サポート担当 井上